新しい年度になり、1か月経過した。私は4月より転職し、大きく生活が変わった。
まだまだ仕事には慣れず、ブログも滞りがちになってしまった。
前職は、仕事内容、待遇、将来性… いずれの面でも続ける意味を失っていた。最後の1年程度は、ただ惰性で継続していた。続けられないことはなかったし、転職には厳しいと言われる40代。実力があればどこでもやっていけるんだろうけど、そんなものはない。が、あえて新展開を選んだ。
実際に求人を見ると、意外とたくさんあるようだが、良いものは少ない。別に贅沢をしている訳じゃないのに、食っていくために必要な給料すらいただけないレベルの求人が多くて驚く。月給15万以下の、学生バイトにも劣るような条件…そういうのがあってもいいが、それで「普通」とは、全体水準が低すぎる。それじゃ独身ならともかく、扶養家族を養うことはできない。
前職は低賃金、休日も少なかったので、その面においては前職以上を望んだ。そして求人側にも資格、経歴、年齢など条件がある。そのフィルターを通すと、検討の価値があるのは求人全体のほんの数% 。
そんな条件の中、情報を集め転職活動を行ったところ、非正規とはいえ2社から内定をいただいた。その2社の共通点として求めている人材は専門職であること。自分は本来、それらの仕事とは畑違いのはず。20年前の学生時代、授業や実習などは経験したが、専門じゃないし、卒業後はまったくやっていないのに、なぜか採用された。
売り手市場というのもあるかもしれないが、よほど地域(の求職者)に理系出身者がいないのだろうか?
以前聞いた話では、大学をでてこちら(岩手沿岸)にUIターンするとしても、学歴が優遇されるのは役場と銀行くらい、とのこと。例えば建設、介護など、実際はほかの分野の求人がまったくない訳じゃないけど、大方そうなのかもしれない。
というわけで、今の仕事は、私には難しい。40代の自分を、若者のようにじっくり育ててくださいというのも筋違い。慣れるか、ダメなら辞めるしかないと思う。
前職は正社員だったが、今は派遣社員。給与面や休日面では良くなった。派遣切りのリスクはあるが、前職とて会社がいつまでもつかわからない。そしていずれにしても、これからの時代は何をするにしても、「会社の仕事さえやっていれば食っていける」とは思わないことにした。いつリストラされようが会社が潰れようが、それでもやっていける体制をこの1、2年で構築したいと思っている。具体的な方法論はまだわからない。副業か、スキルUPか、貯蓄か、投資か、身体と精神の鍛錬か…。わからないが、色々試しながらやってみたいと思う。
40代にして、まさかの異業種異職種へのチャレンジ。仕事上、ちょっとした数学の計算をせざるを得なくなったが、20年ぶりのせいか、我ながら頭の回転が鈍い…慣れるしかないけど。視力と言い、体力(疲労)といい、年齢の壁を感じざるを得ないが、それでもやると決めた。
という訳です。若者ならともかく、40過ぎたオッサンの転職奮闘記など誰も興味ないでしょうけど、引き続きよろしくお願いしますね。
posted by たけとんぼ at 20:36|
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